雪に沈む

深く積もる　白く広がって
果てない道は　どこまで行く？

ずっと　ふたりきりで　歩いてきた
戻れない場所まで
優しい　世界へ　抜け出すため

雪は　降り続き　体を　覆ってく
それは　冷たくて　彼女は　眠った

終わり続ける　この世界で
もう　どこにもいけないのだろうか

そして　ここで僕らの　力は尽きた
もう　一歩も動けない
行けない　もう見えない　暗く　沈む

瞳　閉じないで　一人に　しないで
ふたりで帰ろう　元居た世界へ
雪は　降り続き　体を　覆ってく
離したくはない　つないだ　この手だけ


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